母の言葉・・・☆
私の通ってる茶道教室の初釜のお茶事が
(初釜とは、新年最初に行う茶事の事ですよ~)
もうすぐ行われるので、その際に着る着物を
そろそろ、準備しておかなければなりませんっ
お店では、毎日、着物を着ている私ですが
茶道の時は、普段よりは、少し格の高い着物
つまり、ちょっとよそいきの着物 を着ますっ
もちろん、本当は、お店でも、よそいきの着物を着るのがいいのですが
汚し上手(?)のあたしは、そんな勇気はなく・・・・
お酒をこぼしたり、醤油を飛ばしたりしても
あきらめがつく着物じゃないと、着れませ~ん
だって、着物の汚れを落すのってたいそうやし
しかも、高いし・・・・
そんな訳なので、普段とは違う着物を着るのが、ちょっとうれしい
で、今回は、久し振りに、色無地の着物を選んでみました~
私の持ってる色無地の中では、一番明るく若々しい色のもの
母が生きてた頃は、お茶会等で、私が着物を着る際には
着物や帯をいろいろ組み合わせてコーディネートして
あっちがいい こっちがいい
と2人でワイワイするのが、おきまりでした
その際に、私が、ちょっとシックな組み合わせを選んだりすると
母は、決まって若々しいコーディネートを勧め
かわいい着物は、若い時にしか着れへんのやから と・・・
ここ数年、その言葉の意味を、ヒシヒシと感じております
私も、年齢を重ね、こんなかわいいのは、もう着れんやろ~
っていう着物が、悲しいかな、段々と増えてきた・・・
なので、最近では、少しでも着れるうちに・・・と、率先して
若々しい華やかな
色合いの物から、着るようにしている
とはいえ、年齢にそぐわない物を、無理して着ていると
かえって痛々しいので・・・・
何事も、ほどほどに・・・・